こんちには にちです。
2016年に長男を帝王切開で出産してます。
個人的にはかなり壮絶な出産体験でした。
その後2ヶ月に渡り貴重な体験をしたので、出産後お子さんがNICUや入院をしている方の参考になればうれしいです。
目次
出産後1日で初期おう吐症で入院
長男はミルクや母乳の吐き戻しとともに血が混じる、ということで初期おう吐症という診断になりました。
総合病院に入院していたのでそのまま周産期センターの隣にあるNICUへ入院しました。
総合病院へ転院でよかった
私ははじめ個人病院で通常出産の予定でした。
30週ごろに辺縁前置胎盤確定で予定帝王切開となり、個人病院では対応ができないということで総合病院へ転院しました。
本当は個人病院美味しい料理が食べたかったんですよねぇ・・・でも赤ちゃんの為には我慢です!
もし、転院していなかったら、母子別の病院での入院になっていたかもしれないと思うと、総合病院ですぐに会いに行ける距離にNICUがあって幸運でした。
新生児の初期おう吐症の治療は?
心拍の機械と点滴と鼻から管を胃まで通してミルクを飲んだあとに内容物に血が混じっていないか確認して様子見でした。
初期おう吐症は新生児にはよくある症状らしく、この処置で治るとの説明を受けました。
点滴と鼻から管が通っているのをみるのは辛かった
自分の子が鼻から管を入れられて、点滴をし、心拍の機械につながれている姿はこんな姿にしてしまってごめんねと思うのみでした。
母乳も飲めずに看護師さんが哺乳瓶でご飯をを3時間ごとに飲ませてくれている状態でした。
NICUの看護師さんは優しくて、毎日面会に行く私と旦那に向かって今日はお腹が減ってたみたいで泣いてお知らせしてくれました。
とか他の子が泣いてるとつられて一緒に泣いていましたよ。など毎日いろいろと教えてくれました。
不安なことも看護師さんが聞いてくれて少し心が楽になりました。
看護師さんってすごいです。
出産後の自分姿の妄想と実際の姿
私の出産後の予定(妄想)は,
赤ちゃんがおっぱいをぐびぐび飲んでくれて、泣いたらおむつ替えして、眠いながらも母乳での育児をして、私も元気に歩いている・・・
こんな姿で育児をするのかなと思っていました。
実際の姿は、息子はおっぱいは飲めない、おむつ替えする前に入院。
私は痛い搾乳して1時間くらいかけて母乳を出し、3時間ごとにナースセンターへ提出、歩く姿は帝王切開の傷が痛くて中腰になり、パッと見はおばあちゃん。
妄想とぜーんぜん違いました。
一つ良かったかなと思うことは母子が完全に離れたので、傷の痛みをゆっくり一人で回復できたことです。
母子同室だったので産後に赤ちゃんの本格的なお世話がなく、ゆっくり休めたことはありがたかったかなと思っています。
赤ちゃんへのプレゼント。母乳と搾乳
赤ちゃんにとってお母さんの母乳は最高の栄養だそうです。
特に初乳は栄養がたっぷりあるそうなので、積極的に飲ませてといわれていました。
ですが、私の場合は赤ちゃんはNICU入院して直接母乳を飲ませてあげることができませんでした。
そのため3時間ごとに搾乳し、看護師さんの手で哺乳瓶から飲ませてもらうような形になりました。
搾乳で母乳はでるの?
でます!日に日に増えていきます。色も最初は黄色っぽいものが出てきました。
3時間ごとに搾乳をすることで体が出さなければ!と思うようになっていたのかなと思います。
諦めずに頑張ってくださいね^^
ピジョンの搾乳器を使っていた
私が使っていた搾乳器は
ピジョンの手動搾乳器です!
手動ははっきり言って手が痛くなります。
2週間近く搾乳をしましたが、手が腱鞘炎みたいになりました。
この先も搾乳を考えるのであれば電動を強くお勧めします。
有名なメデラやピジョンからもでています。
メデラは高いのでピジョンあたりが個人的にはおすすめ。
でも、高くてもメデラは使用感がいいと聞きますので、旦那さんと相談して購入してくださいね。
お母さんになったんですよー。
おっぱいを出すのに少しくらい楽したっていいじゃないですか^^
電気の力を借りましょう!
多分精神的にも楽だと思います。
冬場の搾乳は寒さもあり、結構根気がいりました。
手動だとおっぱいも痛いし、最後のほうは泣きながら搾乳していました。
なんて弱い母親だったんだろう・・・
でも赤ちゃんがNICUを退院するまでです!
初期おう吐症は1ヶ月などの長期の入院はないそうです。
あっという間ですよ^^大丈夫です。
初期おう吐症でNICUからの退院は?
私の場合は2週間長男が入院していたので、私が先に退院となりました。
1週間くらいは毎日NICUに通い、搾乳した母乳を届けていました。
その時に使用したのはピジョンの母乳フリーザパックでした。
始めは1回で出てくる量もそんなに多くないので40ml用を買いました。
最終的には80mlを購入しましたが、1週間くらいは40mlで十分でした。
子どもが退院となるときに冷凍して持って行ったもので余った母乳パックは返してもらえました。
ですが、家に帰ると母乳とミルクの混合だったので、使用せずに破棄しました。
退院は自律といって、赤ちゃんが自分でミルクが欲しいよーと泣くことができ、十分なミルクを飲むことができて、はき戻しがなければ退院の許可がでました。
退院するときには、小児科へ移動し1泊練習で泊まることができたので希望してお願いしました。
初期おう吐症で退院後、初めて2人きりで生活
出産後初めて24時間一緒の生活になりました。
病院での入院だったので授乳するときに計測をする必要がありました。
その手順が
1.ミルクを飲ませる前に赤ちゃんの体重を計測
2.母乳を飲ませる
3.何グラム飲んだか体重を計測する
4.一回の授乳量に足らなかった分のミルクを作って飲ませる
一回の授乳でこれだけのことをしなければならないといけなかったので、1時間近くかかっていました。
いきなりこの生活だったので少し大変でしたが1日のことだったので、どうにかなりました。
初期おう吐症のまとめ
・NICUに入院していれば大丈夫
・赤ちゃんの生命力は強いです
・退院するときに試せるのであれば1泊一緒に泊まると生活リズムが分かって練習になります。
ではまた次の記事で会いましょう